ダイニングはセットか単品か|価格は同じ。だから“暮らし方”で選ぶ

カテゴリ: 選び方

セットでも単品でも、価格は基本同じ。だから壁側はベンチ、通路側はチェア——のように、暮らしに合わせて自由に組める
セットでも単品でも、価格は基本同じ。だから壁側はベンチ、通路側はチェア——のように、暮らしに合わせて自由に組める

ダイニングを買うとき、「セットで買ったほうが安いですよね?」とよく聞かれます。
まとめ買い=割引、という感覚はとても自然です。

ただ、foranewでお答えしているのは、少し意外な事実です。当店では、セットで買っても、テーブルと椅子を単品でそろえても、基本的に総額は変わりません。

つまり「どちらが安いか」で悩む必要がないということ。だからこそ、選ぶ基準は価格ではなく「どう暮らすか」になります。この記事では、その基準を整理します。

この記事の結論

こんな方に読んでほしい記事です

「セットのほうが安い」と思っていませんか?

結論から言うと、foranewでは基本的に、セットで買っても単品でそろえても総額は変わりません

世の中には「セット=まとめ買いで割引」というイメージがあります。でも当店の場合、テーブルも椅子もベンチも、それぞれに適正な価格をつけていて、セットにしたから割り引く、という値付けをしていません。逆に言えば、単品でそろえても割高にはなりません。

だから、よくある「本当はバラで欲しいけど、セットのほうが安いからセットにしておこう」という妥協が要らない。ここが、この記事でいちばんお伝えしたいことです。

※価格は商品・時期によって異なります。正確な金額は各商品ページ・店頭でご確認ください。

価格で差がつかないなら、残る問いはひとつ。「自分の暮らしには、セットと単品、どちらが合っているか」だけです。次から、その見分け方を整理します。

セットが向く人|確実さと、手間の少なさ

価格で差がつかないぶん、選ぶ基準はシンプルになります。まず、セットが向くのはこんな人です。

色と差尺が揃ったダイニングセット
セットは差尺も木の色も、設計の時点で揃っている。届いたその日から違和感がない

01差尺が、確実に合っている

ダイニングの座り心地は差尺(テーブルの高さ - 座面の高さ)で決まります。目安は27~30cm。ここが合っていないと、肘が窮屈だったり肩が上がったりして、毎日じわじわ効いてきます。

セット商品は、この組み合わせで設計されているので確認の必要がありません。単品で組むと、それぞれ良い商品でも合わないことがある。この安心が、セットの価値です。

02木の色と質感が、確実に揃う

同じ「ナチュラル」でも、メーカーが違えば色味は違います。写真では分かりません。
並べて初めて「思ったより赤い」「こっちは白っぽい」と気づく——これが単品で組むときの典型的な失敗です。同シリーズなら、この心配がありません

03選ぶ手間が、圧倒的に減る

地味ですが実務的に大きい。
テーブルを選び、椅子を選び、差尺を計算し、色を照合し、納期を突き合わせる——単品はこれを全部やることになります。
引っ越しまで時間がない、他にも決めることが山ほどあるという状況なら、セットは時間を買う選択として合理的です。

単品が向く人|必要な数だけ、あとから、混ぜて

一方で、単品にしかできないこともあります。価格が同じなら、こうした自由度がそのまま「単品を選ぶ理由」になります。

01必要な数だけ買える

円形ダイニングテーブルと回転チェア
単価の高い回転チェアほど「必要な数だけ」が効く。2人暮らしなら2脚で始めて、あとから足せる

2人暮らしなら椅子は2脚で足ります。4脚セットを買って2脚を余らせるのは、置き場所の無駄でもあります。
たとえばボルセーナの回転チェアは1脚¥36,900。2脚なら¥73,800、4脚なら¥147,600です。いま使わない2脚に7万円分のスペースを割く理由があるか——単価の高い椅子ほど、この判断が効いてきます。

02あとから足せる

家族が増える、子どもが大きくなって椅子が必要になる、来客が増えた——そのときに買い足せます。
ただし条件があります。数年後もその商品が売られていること。廃番になっていたら足せません。
買い足す前提なら、定番として長く扱われているシリーズを選んでおくのが安全です。この点は購入時に店頭で確認していただけます。

03混ぜられる

単品で組むと、タイプの違う椅子を混ぜられます
たとえば壁側にベンチ、通路側にチェアという組み方。壁側は椅子を引くスペースが要らないのでベンチにして省スペース、通路側は出入りしやすいチェアにする——という合理的な配置ができます(この記事の一番上の写真がまさにそれです)。

また椅子だけグレードを上げるという配分も可能です。長時間体が触れるのは椅子のほうなので、満足度をそこに寄せるのが正解になることもあります。価格が同じなら、こうした「寄せ方」も自由です。

単品で組むなら、この3つだけ外さない

差尺 27~30cm

テーブル高-座面高。ここを外すと窮屈になる。

椅子を引くスペース

座る・立つに60~80cm要る。

実物で色を合わせる

写真では木の色味が分からない。

01差尺 27~30cm

テーブル高から座面高を引いた数字を、必ず計算してください。
たとえばボルセーナはテーブル72cm・座面44cmで差尺28cm。標準的で無理のない寸法です。
この範囲を外れると、毎日の食事が地味につらくなります

02椅子を引くスペース

テーブルの端から60cmあれば座り立ちができ、80cmあれば座っている人の後ろを通れます。
ここが取れないなら、回転チェアかベンチを検討してください。単品なら、この判断を席ごとに変えられます。

03実物で色を合わせる

写真とモニターでは、木の色は正確に分かりません。可能な限り店頭で並べて確認してください。
難しい場合は、同じメーカー・同じシリーズ内で揃えるのが安全策です。

よくあるご質問

Q. 結局、どちらがおすすめですか?

A. 人数が確定していて、今すぐ全部そろえたいならセット。人数が変わる可能性がある、または予算を配分したいなら単品です。価格は基本変わらないので、価格以外の理由で決めてください。

Q. セットの一部だけ違う色にできますか?

A. 商品によります。本体色と生地色を別々に選べるものもあります。組み合わせの自由度は商品ごとに違うので、店頭でご確認ください。

Q. 今あるテーブルに、椅子だけ足したい

A. 可能ですが、差尺の確認が必須です。今お使いのテーブルの天板の高さを測ってご来店ください。それだけで、合う椅子をかなり絞り込めます。

Q. 数年後に同じ椅子を買い足せますか?

A. 定番シリーズなら可能性は高いですが、生地色の廃番などは起こりえます。買い足す前提があるなら、購入時にその旨をお伝えください。長く扱っているシリーズをご案内できます。

まとめ|価格が同じなら、“価値”で選べばいい

「セットのほうが安い」というイメージから、この記事は始まりました。
でも foranew では、セットでも単品でも基本的に価格は変わりません。だから、価格を判断材料から外してかまいません。

そのぶん、こう考えてください。

セットが向く人

セット=差尺・色・デザインが確実に合う。手間と失敗リスクを減らす

単品が向く人

単品=必要な数だけ、あとから足せる、混ぜられる。暮らしへの自由度を得る

そして、どちらを選んでも差尺27~30cmだけは外さないでください。ここさえ守れば、大きな後悔にはなりません。

私たちは、お客様の「これでいい」を
「これがいい」に変えるお手伝いをする仕事です。

店頭では、単品同士を実際に組み合わせて座り比べていただけます。「この椅子をこのテーブルで使いたい」というご相談も歓迎です。価格は同じなので、遠慮なく“欲しい組み合わせ”からお選びください。

実物を見られる店舗を探すダイニングセットの選び方LDソファとダイニング、どっち?

この記事に出てくる商品

※本記事に記載の価格・展示店舗などの情報は2026年8月時点のものです。価格改定や展示の入れ替えにより変更される場合がありますので、最新の価格・在庫・展示状況は各商品ページまたは店舗にてご確認ください。

この記事で紹介した商品はこちらからご覧いただけます。

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